田舎女医の小言

外科医やってます。人生で溜まったネタを放出していきます。

チャイルドシートで子供の死を防ぐ②

先日、ツイッターでチャイルドシートのことを呟きました。

シリーズ記事になります。

チャイルドシートで子供の死を防ぐ①

 

 

 

調べたこと、リプライ欄を含め、

かなりの情報量となりましたのでまとめます。

 

チャイルドシート設置の仕方

場所

後部座席です。

中でも、運転席後ろが最も安全とされています。(事故の時、ドライバーがとっさに自分を守るようにハンドルを切るからだそう…)

エアバッグ作動の衝撃で、子供が怪我をすることがあるので助手席はダメです。

 

向き

体重10kgあたりまでは後ろ向きが推奨です。

製品によるので確認しましょう。

 

何故後ろ向きかというと、乳幼児は頭が大きくて、頚椎損傷のリスクが高いからです。

これらを避けるために、後ろ向きが推奨されてます。

 

乳児、幼児、子供用と、体格・年齢によって対応しているものが違います。

正しく、適正サイズを使いたいものです。

 

設置方法は、

シートベルト式、ISOFIX式などあります。

どちらにしても正しく使えばOKです。

我が家はISOFIX式にしました。

 

あ。チャイルドシートの義務は6歳までです。

それ以降は、大人同様、シートベルト着用の義務があります。

 

子育てタクシー

チャイルドシートの必要性、義務はでしつこく書きました。

じゃあ、タクシーやバスはどうなのさってなると思います。

簡単に言うと、第二種免許の場合(一般旅客自動車運送事業に供される場合)、免除という現状になっています。

 

だからといって事故に遭わないわけじゃない。

できる限り装着したいところです。

 

そこで登場するのが、子育てタクシー。

全国的にそれなりに存在します。

チャイルドシートに対応している会社もあるそうです。

 

性質上、予約や、会員登録が前もって必要な場合が多いようです。

(流しのタクシーにチャイルドシートが乗ってることはまずないですよね…)

 

チャイルドシート有無は会社によりけり、

予約必要、日程制限などもあるので、前もって確認が必要でしょう。

tyaideki

自分の住む地域、旅行先などについては調べておくと便利だと思います。

kosodate-taxi.com

 

スイスだと、タクシーの座席が、

簡単な操作でジュニアシートに変えられるそうです。 

社会全体で子供の存在を考慮しているのですね。

 

 

バスに関しては、現状対応は厳しいようです。

幼稚園バスに関しては、とっさに逃げることを考慮してつけてないという説も…。

 

 

ポータブルチャイルドシート

持ち運びできるチャイルドシートはないのか?と探してみました。

ありました。

 

Luftikid ルフティキッド

対応:9ヶ月〜7歳

空気注入式

日本で販売中のとこ見つけられませんでした。

 

mifold マイフォールド

対応:3〜11才頃

シートベルトを体に合わせるというコンセプト。

本体重量700g!…Amazon・楽天等で販売中

 


 

 

乳児の頃はポータブルは諦めざるを得ないですかね。

日本では、自家用車か、チャイルドシート対応タクシーしかないかな、と。

 

ある程度大きくなったらmifoldを購入すると決意しました。

 

長くなりました。

③に続きます。 

 

 

冒頭ツイートのリプライ欄に役立つ生身の情報が、たくさん寄せられています。

事故、怪我、工夫、苦労話などなど。

チャイルドシート関連でお困りの方は

クリックして覗いてくださるとヒントが得られるかもしれません。